(No14)木曽森林鉄道(1970年) [昭和時代1]
1970年(昭和45年)12月まだ学生の頃です。冬休みを利用してクラスメイトと飛騨高山方面に旅行した時に寄り道した上松の木曽森林鉄道の王滝森林鉄道です。
新宿から長野行きの普通夜行列車に乗り、朝方塩尻で中央西線に乗り換え上松に来た様です。上松には以前1966年(昭和41年)に一度来ていましたがどうしても鉄道ファンでもない友人に見せたかったので寄り道をしました。本当は私が行きたかったのでしょうね。でも、こんな鉄道があるんだと友人はすごく感激していました。
昭和41年には上松駅ヤ-ドの貯木場から材木加工場へオメガル-プで下り線路がありました。まるで模型のレイアウトの様でした。2度目に行った時にはすでに撤去され生活道路となってガッカリした覚えがあります。
上写真は1966年撮影です。
1970年にはすでに取り去られ、線路跡には何かの車輌の台車かフレ-ムか。
生活道路に変わった線路跡。こんな狭い急カ-ブを材木を積んだ車輌がギシギシと通ったなんて信じられません。 家々には薄く切った木板が高々と積んで乾燥させています。この板はこの後何になるのでしょうか?
木曽川の河原に降りて見ました。彼方を眺めると薄らと白くなった中央アルプスを背景に材木を満載に積んだ車輌が小さく見えてました。
木曽川の対岸から中央西線を眺めています。丁度D51が牽引貨物列車が来て、最後部にはC11の補機が付いていました。手前は森林鉄道の木材用台車が所狭しと置いてありました。
再び上松の貯木場ヤ-ドに戻って来ました。朝顔型カプラ-で連結された木材列車。動いている所を見たかった-。
こんな感じでゴトゴトとゆっくり走って来たのでしょうね。
てな事で、2時間程度見学。記念写真を撮ってこの後、飛騨神岡へ行きました。しかしずいぶん短いスリムパンツをはいていますね。私ですが。。。
昭和41年の上松の木曽森林鉄道は、又いずれに。
では
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