(No17)自転車で御殿場線の山北へ行く [御殿場線スナップ(昭和時代)]
自転車で1966年(昭和41年)5月30日御殿場線の第一酒匂川橋梁まで友人と2人で行ったときの事です。今回は山北の写真です。
当時東京の世田谷区に住んでいました。ここから御殿場線の第一酒匂川橋梁までおよそ80㌔程。こんな遠い場所に自転車で行った理由は何だったんだろう、早朝のD52牽引客列車を狙うのか、現地の移動手段が便利じゃないか、それとも電車賃の節約なのかよく分かりません。
松田を朝を迎えられる様に自宅を真夜中出発し、国道246をひたすらペタルをこいで予定通り明け方に松田に到着。そして松田で国府津行きD52牽引客列車を撮影し、東山北、そして山北へと向かいました。
東山北付近で
1966年時の山北駅光景 ヤ-ド跡、給炭台らしきもの、日通の倉庫、崩れているホ-ム跡などが見えます。
もう使用していないタ-ンテイブルもありました。そうこうしている時に珍しい3両編成の「銀領号」御殿場行きが通過していきました。
山北機関区跡の記念碑の上に乗っている石は何の意味なんでしょうか。今は山北鉄道公園にあると思いますがこの石は乗っていないようですね。
山北駅を出発する普通気動車。6両とは結構長い編成です。
そろそろ列車が来るのでしょうか、乗客がホ-ムで待っています。右の小さな水場はタイル張りで作られていました。この後、第一酒匂川橋梁まで足を伸ばしています。
第一酒匂川橋梁から戻ってきて、山北のサクラで有名な場所で撮影。新宿行き「朝霧号」がやってきました。当時この場所におりられたのですね。
撮影の最後はここから御殿場まで箱根越えをするD52牽引沼津行きの客列車を狙う。
撮影も終わり、疲れたと言っている友人。これから東京まで自転車で帰ると思うと‥‥‥。若かったのですね。平気でこんな事やっちゃうのだから。
では
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