東北旅行(仙台)⑭

26日は春の強風で空には怪しい雲が太陽を隠そうとしています。今日も強風が続いてもう、うんざりです。


さて、東北旅行(昭和時代)シリ－ズの続きです。時は昭和４０年８月１５日になります。
前日の郡山から仙台へどの様に来たか全く分からずフイルムを見てもいきなり仙台機関区になっていました。

仙台機関区(管)はC６２,C６１,C６０,C５９,C５８,C１１の総計３７両程です。
Ｃ５９は90と176の２両いましたが、当時仙台にはこの１台しかいませんでした。それにしても給炭場が大きいですね。

機関車が庫に入る時は殆どが頭から入るのでテンダ－が前向きになってしまう。絵にならずガッカリした記憶があります。

外から正面が撮れないので庫の中に入ってみました。木造作りがすごいですね。それに木の温もりもあって蒸気機関車と良くマッチしていますね。思ったより広く、２台分が格納出来る奥行きでした。

C５９176が業務を終えて庫の中に入って来ました。隣はC６１２です。

調整していたのでしょうか、庫の中でドレインを排出していました。これがまたどえらい音でした。機関車はC603です。

C62とC11が並びました。C11がやけに短く見えます。C62は仙台～平(現在はいわき)間を運用しており、かなりのスピ－ドで走っていました。


蒸気機関車の他にED71,ED75,そして仙山線のED91も有りました。


一通り見学をして、この後は、仙台駅に戻り、常磐線亘理まで行き、逢隈信号場近辺で撮影をしています。

次回は常磐線逢隈信号場近辺の画像を予定しています。

では　これで。

尚、なめくじ会鉄道写真館にも載せていますのでそちらもご覧下さい。
　　　http://home.a00.itscom.net/yosan/jyoki/sendai/sendai.html

コメント 1

懐かしい写真、ありがとうございます。
仙台在住だった私が思春期から青年期にいたる頃の強烈な日々の映像をネット上に発見したときの喜びは言葉にたとえられないものでした。
貴殿も貴重なフィルムを節約するあまり、途中経過が不明な旅行がたびたび登場していますが、私から見れば、「本当は撮っておきたかったカット」がいくつも登場して、うらやましい限りです。
貴殿が嫌いな落ちぶれたC59でしたが、地元の少年にとっては東海道・山陽のエリート機関車で、その憧れは相当なものでした。C62は常磐線にいて当たり前でしたが、C59は別格な気品を感じたものです。ですから、防煙板の傘がついた姿でも、あの端麗な容姿がそれを凌駕して見えたのは、仙台在住ならではの感覚だったと思います。
おかげで、今でもC59176をハンドルネームに使わせていただくことがあります。よろしかったら、小生のURLにもお顔を出して頂ければ、光栄です。自分のためのHPなので、検索に引っかからないように工夫したURLですので、解説8年目でも来訪者が５〜６００人しかいないことを自慢にしています？？？？

なめくじ会の皆様の作品は、ネット上最高の品位を持っていると確信しております。今後の活躍を楽しみにしております。
by C59176 (2008-06-04 07:37)