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(No167)北海道旅行⑦ [北海道旅行夏編(昭和時代)]

雨はまだ降っていませんがどんよりした空模様。遠くの方でカミナリが聞こえます。
何となくもうすぐ梅雨明けの雰囲気。
さて
北海道シリ-ズ今回で一様最終回です。

---1966年8月8日---
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追分からC551に引かれて我々の乗った列車は製鉄の街、室蘭に向います。

何処の駅でしょうか。車窓から前方を見ていたらC55が来ました。
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駅、停車中に石炭を均す機関助士。テンダ-に物凄い勢いで給水しています。
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室蘭の街に入ってきました。まもなく室蘭駅に到着です。
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室蘭本線の東室蘭駅から分かれ8㌔程で室蘭駅に到着しました。
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お盆で何かお祭りでもあるのでしょうか。ちょうちんがところ狭しとぶら下っています。駅の時計が
15時35分頃指しています。
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室蘭機関区に来ました。機関区に入ると目の前に9600が休息していました。
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室蘭機関区のC55は1を除いては流線型時代の改造車で丸い屋根のキャブにその跡が残っています。
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しばらくすると、さっきのC551がバックで機関区に戻ってきました。
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タ-ンテイブルにゆっくりと乗ります。
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方向転換し、そして保留線に入ってきました。
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点検のために一時停車します。係りの方がオイルを注し回っていました。
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水かき付きの大きなスポ-ク動輪。スポ-クはいい感じですね。
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目的のC55が見られて満足。機関区の帰り夕食を室蘭駅前のパ-ラ-でお腹が空いていたのでしょうか、
焼き飯とラ-メンを食べたと友人の記録に書いてありました。
さて、いよいよ函館に行きます。室蘭から東室蘭まで行き、そこから19時30分発の臨時列車「石狩」に乗車。
牽引の釜はC55+C57の重連です。この列車には食堂車が連結していて、客室と食堂車の半分ずつのオハ
シのダブルル-フの客車で三軸台車を履いていました。我々は食堂車で美味しいコ-ヒを飲みながら三軸
台車の音と乗りごごち楽しみました。

函館到着22時頃だったと思います。船は八甲田丸。すでに函館港の岸壁に横たわっていました。出航は0時
10分発。いよいよ北海道を去るのです。真夜中の函館の街明かりがだんだん遠くなっていきます。何となく心
残りでもありました。

友人と初めての北海道でした。青森に戻ったときはすごく安心感と無事に帰れたと言う気持ちでいっぱいでした。
当時それだけまだ北海道は遠かったのですね。

実は青森に着いた時一度は見たかった狩勝峠に行きたい気持ちになり、友人と別れ再度青函連絡船に乗車し
北海道の大地に再び戻ったのでした。狩勝峠を見たさに‥‥。

北海道旅行はこれでお仕舞いです。狩勝峠はいずれお話します。

では これで。




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