SSブログ

(No194)吹雪の倶知安駅③ [北海道旅行冬編(昭和時代)]

吹雪の倶知安駅で滞在3日間におけるお話も今回で最後です。

3日間吹雪で倶知安に閉じ込められ、この間目的のC62重連「ニセコ」が見られたのは、わずか
3本だけでした。鉄道は運休が相次ぎ、運転している列車もいつ来るか検討もつきません。そん
な中で運良くバスが動き始め、倶知安から小沢や小樽築港にはバスを利用しました。そのバスで
隣の駅、小沢に行って「ニセコ」を撮りましたが、倶知安駅構内みたいに照明が明るくなく、C62の
何型が来たのかも判りませんでした。

---1970年3月16~18日---

倶知安に来て2日目にとうとう除雪キマロキが登場しました。この編成を身近に見るのは初めでで、
感動した事を思い出します。
9600がロ-タリを押してホ-ムに入ってきました。
001.jpg

ホ-ムに行くとロ-タリ車が大きな羽を見せて停まっていました。
003.jpg

反対側で待機していたのでしょう。同じく9600がマックレ-を押して来ました。どうやら連結するよう
です。
002.jpg

ロ-タリとマックレ-の連結作業をしています。
004.jpg
これでキマロキの編成が完成です。
006.jpg
しばらくすると小沢方面に出で行きました。これから倶知安峠の除雪に行くようです。

3日目辺りからだいぶ吹雪もおさまって来ました。
小型ブルト-ザが線路上の雪を除雪しながら走って来ました。
012.jpg
駅構内では保線区さん総出で、雪かき作業していました。
007.jpg

明日はやっと晴れそうです。晴れたら列車で予定している二股に訪れる予定です。

4日目やっと晴れ列車もやっと順調に動き出しました。今まで吹雪いていたのでこんな所にタ-ンテイブル
があったのも判りませんでした。後方に倶知安町旭丘スキ-場と云うスキ-場がこんな近くにあったんですね。
008.jpg

天候もよくなり除雪作業がはかどっているようです。9600機が除雪車ロキを押していました。
011.jpg

3日間倶知安に閉じ込められましたが、今思うと北海道の冬の鉄道そのものを感じました。また「ニセコ」の
走行写真が予定通り撮れなかったが、その代わりに吹雪の倶知安駅で、いい体験をしたと思っています。

これて゜吹雪の倶知安駅のお話はお仕舞いです。

では これで。





nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:moblog

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。