(No239)干上がった多摩川

1964(昭和39)年のもう大分前の出来事です。この年は関東地方が干ばつに見舞われ多摩川が
干上がってしまい東京が水不足になりました。
当時東京の世田谷に住んでおり、給水制限で蛇口から水がチョロチョロしか出なく、ヤカンやバケ
ツに水をためた覚えがあります。

この写真は1964年8月に多摩水道橋で撮った干上がった多摩川です。水が無くなったボ－ト屋が
見えます。

普段の水位はこの位ある様です。


多摩水道橋から上流を見ました。水溜りしか無くなった多摩川。

同じ場所で、水量豊富な時です。

小田急線側に宿河原堰堤がありますが、水量が少なく鉄橋の下が河原となっています。


多摩川を渡る南武線の鉄橋です。渡っているのはED16貨物。少ない水量の中で子供たちが元気
に泳いでいます。


昭和39年干ばつで多摩川が干上がったお話でした。

では　これで。

コメント 3

はじめまして。
こちらの、写真とっても興味深く拝見しました。どちらかというと私は鉄道ではなく、古い街並みに興味があって。。

それで、記事の最後の写真なのですが、南武線が多摩川を渡るというところは、登戸近くですか？登戸近くの風景なのか、もっと上流の風景なのか知りたくておじゃましてしまいました。もしよかったら教えてください。
by mobamoba (2012-10-19 13:55) 

mobamoba さん
コメントありがとうございました。
場所は南武線の南多摩駅と府中本町駅間です。登戸より8.5㌔程上流になりますね。撮影したのがもう50年前頃なので、殆ど覚えていませんが撮影場所は是政橋の南多摩側から撮影したと思います。
by シュウチャン (2012-10-19 23:44) 

さっそくお答えいただいてありがとうございます。てっきり登戸のところかと思ってました。そうすると、岸辺のアルバムのあたりだなー、と勝手に想像していました。もっと上流だったんですね。ありがとうございました。お手間かけました。m(__)m
by mobamoba (2012-10-20 11:17)