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(No261)冬の東北・北海道旅行①花輪線龍ヶ森 [東北・北海道冬編(昭和時代)]

大分寒くなってきました。後数日で早いもので12月師走になってしまいますね。
さて今日は昭和44年1月9日~13日にかけて厳冬の東北、北海道旅行して来た時のお話です。

---1966年1月10、11日---
9日に上野発夜行列車に乗って盛岡。そして朝一の気動車で龍ヶ森へと登りました。標高約490m
程の駅です。近くには龍ヶ森スキ-場が有り駅からスキ-をはいて行けそうな所に有ります。
また、この駅には有名な当時国鉄直営のダブルル-フの客車5両のヒュッテが有りました。我々は
ここで一泊致しました。

スキーの臨時列車「銀嶺号」が到着です。右に見える客車がヒュッテ。この超豪華?なオハ31の5両
編成には台車が無く枕木を積み上げたダルマ状態で置いてありました。もうハッキリと覚えていませ
んが1両目がロビ-車、2両目が食堂車、3両目からは宿泊施設がある寝台車となっていたと思いま
す。食堂車で暖かいブタ汁と丼ものはこの何も無い所では何よりのご馳走でした。宿泊費は350円だ
ったと思います。ブタ汁60円、玉子丼120円、親子丼130円、カツ丼が160円、カレ-110円でした。
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暖かい食堂車でくつろいでいる私です。厳冬の中で撮影を待つ時間は非常に助かりました。ヒユッテ
に泊まる方は殆んどが同業者で夜になると鉄道談義で盛り上がったそうです。この日は我々だけでし
たが‥。
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盛岡から気動車が到着しました。どっとスキ-客が降りてきました。盛岡辺りから気楽に来られたよ
うですね。
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ちなみに営業は冬季で夏季は閉鎖していました。ヒュッテ入り口はこちらから入ります。枕木で組んで
客車を乗せているのが分かりますね。(昭和41年8月)
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スキ-を担いで龍ヶ森スキ-場に行く姿が見られます。今は前森山の安比高原スキ-場がありますが、
この龍ヶ森スキ-場は今はどうなっているのでしょうか。営業しているのでしょうか。
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岩手松尾(現在、松尾八幡平)から貨物列車が到着です。白い建物は信号所です。その隣の建物が待
合室です。鉄友が写っています。
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大場谷地峠にある龍が森トンネルの中がサミットとなっていたのでトンネル内からブラフト音が聞こえ
てきて、それはそれは凄かったですよ。
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龍ヶ森駅をスキ-場から眺めています。後方の山は前森山です。当時はスキ-場が無かったようで
斜面にはコ-スも見えませんね。
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次回は龍ヶ森付近で8620機の走行写真を予定しています。

では これで。
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コメント 1

studio4310_yoshio watanabe

初めまして。
写真集「昭和40年代の鉄道」シリーズの著者の一人です。
次集『東北編Ⅱ』で龍ケ森ヒュッテを採り上げることになっていますが、1号車(ロビー車)室内のレイアウトを思い出せません。
もし覚えていらっしゃることがございましたら、ぜひ教えてください。
よろしくお願いいたします。
by studio4310_yoshio watanabe (2017-01-10 12:13) 

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