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(№471)北海道②石北本線生田原~常紋(信) [北海道地方]

前回の北海道の旅の続きです。日にちは2001年9月8日になりました。
今日は移動だけなので釧路のビジネスホテルでゆっくりと朝食を楽しみ、本日泊る遠軽まで約150㌔のドライブです。目的地は石北本線、蒸気機関車時代の難所と言われた常紋信号場です。
釧路本線沿いを走る国道391号線をひたすら南東に進みます。釧路川の下流、細川、唐路辺りはかの有名な釧路湿原が広がっています。ここは湿原を見下ろせる展望台もあって結構観光化されて大分賑やかですね。それに比べたら厚岸湿原は寂しい。

摩周から釧路本線と別れてこれから国道243号線で美幌峠越えです。標高490mの峠からは湖の真中に島がある屈斜路湖や阿寒の山々が一望。ここでしばし休憩です。職場にお土産を買って送ったのですが、品代よりも郵送代が高かったなぁ。
美幌峠から石北本線の美幌に出て北見に向かいます。雨上がりの厚岸湿原で登った丘で白っぽいコットンズボンがあまりにも汚れてしまったので北見市内にあった作業服店で一番安いジ-パンを購入、確か1980円だったかな。

瑠辺蕊に来るともう薄暗く雨も降ってきました。この駅でDD51重連貨物が特急「オホ-ツク」を待ちます。そのシ-ンを跨線橋からビデオを撮りました。辺りはもう真っ暗になって映像が殆ど映っていませんでしたが、音はいい感じに入っていました。

瑠辺蕊から今晩泊る遠軽のホテルまでもう一息、しかし降っていた雨が急に土砂降りになってしまい翌日の天気がとても心配。この雨では運転もしづらさそう。
釧路から遠軽まで車で走って来て遠軽駅に近いビジネスホテルに無事に着きました。色々と寄り道をして来たので時間は19時を回っていました。この日は移動で疲れたので軽く反省会。

これからこのホテルで二晩御厄介になります。

さて、次の日の9月9日は心配していた通りの雨でした。北海道まで来ているので撮影を中止にすることも出来ないので、この際気合いを入れてホテルを出て撮影場所の常紋に行きました。
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お立ち台は細い砂利道に車を止めて、さらに笹ヤブの中を入っていくと何とSカ-ブを描いている石北本線が現れました。
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背の高さ程の笹ヤブの中にカメラを設置してお目当てのDD51重連貨物を待ちます。
まぁよくこんな場所を見つけたものだと感心していると生田原方面からピィ-とホイッスルのが聞こえるとDD51の鋭いエンジン音が山間に響き渡ってきました。蒸気機関車の時代はもっと凄かったのでしょうね。
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普通列車の気動車はうなりを立てて来ましたが、流石に特急「オホ-ック」はすんなりと登ってきました。
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さて、このお立ち台から次に移動です。これから常紋信号場に行きます。信号場には国道戻って行くのが正解なのですが、我々はこの砂利道で峠越えをしました。レンタカ-にはカ-ナビが付いていましたが、流石にこの道は描いていませんでした。奮闘の末何とか常紋信号場に到着です。

もう使用しなくなったスイッチバックには錆びた線路がしっかりと残っていました。しかしスノ-シェルタ-の中のポイントはまだ生きている様でした。
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ここではDD51重連の貨物列車はビデオに納めてスチ-ルは撮りませんでした。

お目当ての列車は全て撮り終えて遠軽のホテルに戻ります。今度は山道を通らず国道242号線に出て帰りました。当然こちらの方が早かったことは言うまでもありません。
ホテルに戻ると夕食もとらず遠軽の駅にビデオカメラだけを持って直行です。19時頃に特急「オホ-ツク」同士の列車交換を狙いに行きます。遠軽はスイッチバック駅なので単なる列車交換とチョット違います。それとその後にはDD51重連貨物が入線して機関車の繋ぎ変えも見られます。それらをビデオに収めたかったからなのです。
これらを撮り終えてホテルに戻り20時半頃やっと夕食となりました。当然反省会はおおいに盛り上がりました。

明日は再び釧路まで戻りますが、また1日中走り続ける事になります。
続きは次回で。

では これで。
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