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(№1026)蟹田・函館・長万部の鉄旅その1 [北海道地方]

----2015年6月26日(木)曇り----                   
6月21日から24日まで蟹田、函館、長万部の撮り鉄の旅を楽しんで来ました。

お目当ては、「北斗星」「はまなす」「カシオペア」「ハイカラ號」ですが、あとは列車に乗って車窓を楽しんだり、レンタサイクルでロケを兼ねたサイクリングを楽しんだりしました。

さて、今回は一日目のお話です。
東北新幹線で新青森、そして津軽海峡線の蟹田に行きます。
今日は蟹田に行くだけなのでそんなに急ぎません。
東京9時9分発の「はやぶさ9号」オ-ル9のスリーナインですね。これは先々いい事が‥‥有るか、無いか。新青森には12時29分に到着します。
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乗ること3時間半ほどで新青森に到着、乗り換えで奥羽本線のホ-ムに行くエスカレ-タに乗って下っていくとなんやらファンらしき方々が数人いるのが見えました。何か来るのかなとホ-ムに来ると団体専用583系「わくわくドリ-ム号」が発車して行きました。とりあえず撮りましたがチョッとの差で悔しがる私でした。
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ここからこの「ス-パ-白鳥11号」に乗り換えて蟹田に行きます。
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最初の計画ではこれに乗って特急券不要の青森まで行きそして蟹田には津軽線の普通列車で行くというセコイ計画でしたが、乗換えが面倒くさいなと思い予め指定券を購入しておきのまま乗車して行く事にしました。

車内は爺婆様の団体ツァ-がドット乗ってきて「席はどこだ、ここか」とアーダコ-ダ、右往左往の大騒ぎ、二人の添乗嬢も大変そう。一般の乗客は私を含んでわずか4人、後は全て団体さんで車内は満員となりました。お昼なので団体さんに駅弁を配り始めたので私にも間違えて配らないかなと見ていたら流石に来ませんでした[わーい(嬉しい顔)]

新青森から出る特急の座席は進行方向の逆向きに向いています。これは青森がスイッチバックなので青森から列車は進行方向が変わるので座席が逆向きにしています。

新青森12時46分発「ス-パ-白鳥」は蟹田には13時28分に到着です。
5分ほど待つと下りの貨物が来るのでホ-ムで待機します。この貨物はED79の牽引する貨物列車と思って待ってましたがすでにED79は全面運用から離脱していたとはこの時知りませんでした。
EH500が牽引して来た時は、ウ-ンED79が無いかもと不安に感じていました。
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このあと5分ほどて今度は上り「スーパ-白鳥24号」も来るので、まだ改札口を出ずにホ-ムで待ち撮影。
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ホ-ムで少し楽しんだ後、駅前にある蟹田駅前市場「ウェル蟹」でレンタサイクルを借りに行きます。
蟹田駅。見える跨線橋は自由通路になっています。
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後ろを振り向くと「ウェル蟹」が見えます。4台ほど見える自転車がレンタサイクルです。
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お店のレジで100円を払って借ります。レンタサイクルは鍵が付いていないチャリを適当に選びます。返すときも鍵が無いからここに戻すだけでお店に寄らなくても良いのです。尚、チャリは傷害保険には加入していないので事故った場合は自己責任となります。借りる人はくれぐれも安全運転で。
ところで、明日が本命の列車が早朝来ます。お店の方に「このレンタサイクル早朝4時からでも借りられますか」尋ねたら「大丈夫ですよ」との嬉しい回答[るんるん]、「明日の分まで支払います」と言うと「いらないですよ」との事でこれまた嬉しいご返事[ぴかぴか(新しい)]、これで明日の足が出来てホッとしました。借りられなかったらどうしょうかと内心悩んでいました。
住所も名前も記入しないで、借りられるこの適当にとの考えがいいなぁ。まぁ借りるチャリは‥‥な物ですがね[わーい(嬉しい顔)]
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予定通りチャリを借りて、まずは本日宿泊する旅館「味楽」に行きます。
旅館「味楽」の女将さんの話ではつい最近まで休業していたとの事で、この女将さんは網走から来てこの旅館を引き継いでやっているとの事でした。また隣には「ラーメン味楽」が有りますが殆ど客が来ないので今は休業中と言っていました。味楽ラーメン期待していたのにね[失恋]

さて、ここで荷物を預けて明日の撮影場所を探しにロケハンしながらサイクリングの開始です。

まずは噂では聞いていた立ち入り禁止となった小高い丘の場所に行って見ました。
本当にロープが張られていました。本来はここで撮りたかったのですがこれでは登れませんね。こうなったのも問題を起こした一人のファンが原因との事らしいですよ[ちっ(怒った顔)]
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ちなみにこれは去年函館に行く途中下車して撮影に行った時の画像です。来年はここでゆっくりと撮ろうと思っていましたが残念な事になってしまいました。
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今年も蟹田はよく晴れて陸奥湾の彼方に見えるは下北半島、丁度2隻の津軽海峡フェリ-がゆっくりとすれ違いをして行くのが見えました[船]
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この辺りは高低差の少ない国道280号線は津軽線にそって走っているのでチャリでもロケハンがらくに出来ました。
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15時26分下り「白鳥17号」は485系で来ました。これもお目当ての一つでした。
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そして待つこと10分、15時36分上り「ス-パ-白鳥28号」もほぼ同じ場所で撮りました。
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さて時間は15時半を過ぎました。これから内陸の方へロケハンしに行きます。チャリのおかげで行動範囲が予定通りできます。
海岸線の道路は一本ですが内陸は住宅地が多いのでその分道路が複雑になっているので、迷わないように予めグ-グルのストリ-トビュ-と地図で道路の確認をして頭に叩き込んでおきます。
チャリで30分ほど走るとストリ-トビユ-で確認していた撮影場所に行きました。
全車両が入りませんが、他に撮影場所が分からなかったらここにするかなと決めました。
16時21分「スーパ-北斗19号」
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後追いすると中小国方面はこんな感じで午後は逆光なので明日は午前中に来るから順光かな。
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数少ない津軽線のキハ40の普通列車も撮っておきます。
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時間は16時半を回りましたがまだ明るいのでもう少し足を伸ばす事にしました。
先ほどの場所から600m程走ると踏切が有り、しかしすでに警報がなっていました。遮断機の向こう側には同業者が4人ほど大きな三脚を構えて撮影していました。下りの貨物が直ぐそこまで来ていたので踏切の横で撮りましたが撮影場所的には同業者が居る場所がいいみたいです。
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そしてさらに蟹田川の鉄橋まで足を伸ばしロケしました。ここも中々感じの良い場所でしたが列車が来る時間まで居ると帰りが真っ暗になりそうなので引き上げる事にしました。

時間は17時、蟹田駅まで4㌔ほどなので17時30分には駅に着き近くのコンビニで食料と缶ビ-ルを購入して「ウェル蟹」にチャリを返却しました。

蟹田駅近くには旅館が3件ありますがここ「味楽」が駅から徒歩5分で一番近いかと思います。
旅館「味楽」の玄関、味のある懐かしい玄関ですよ。学生の頃の駅前旅館は殆どこんな風景でした。
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チョッと驚いたのは、風呂は玄関の横にあります。そして嬉しいことは何と温泉[いい気分(温泉)]だった。
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温泉名は「美人の湯」、さて効能は「しわがとれる」なんて書いていません。
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温泉につかって一日の疲れをとりそして部屋で潮騒を聞きながらカンビ-ルをグイと飲むと少し海を見たくなりカメラ片手に散歩しにいきました。
防波堤を歩いていくと薄暗くなった彼方から、三つのひかりが見えゆっくりと貨物列車が走ってきました。
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旅館の裏が海、風がヒンヤリと肌寒いですが潮騒がとても癒されます。サンセットは海に沈まないで山に落ちていきます。
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旅館は左側の建物です。二階に明かりが付いている窓が私の部屋です。
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この日は何処かの会社の方10人程が泊まって、宴会が終わったのが21時半、70歳近い女将さん一人でやりくりしていたのでかなり疲れたみたいです。
明日が本番です。朝4時にはレンタサイクルを借りに行くので3時半起きなので早く床に入らないと、と思っても中々寝られません。でも知らぬ間に[眠い(睡眠)]

続きます。


タグ:蟹田
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中央公論新社中公新書編集部酒井孝博

「しゅうちゃんのお出かけ日記」ウェブマスター様

突然のメール失礼いたします。わたしは出版社の中央公論新社中公新書編集部の酒井孝博と申します。
貴ホームページに掲載されている玉電砧本村駅のお写真を小社で刊行する書籍に掲載いたしたく、お願い申しあげる次第です。

現在、小社では中公新書『カラー版東京鉄道遺産100選』(内田宗治著)を8月25日に刊行すべく、その編集作業をしています。
本書は、東京に存在する鉄道遺産(建設から50年以上経過し、歴史的価値が高いもの)を100選び、写真と文章で紹介するものです。東京駅舎のようなよく知られたものから、駅の木製ベンチのようなものまで紹介していますが、そのなかに戦前の鉄筋コンクリート造りの高架橋建設と多摩川の砂利採取について触れる章があり、玉電の廃線跡についても説明しています。終点の砧本村駅の現在の写真は著者が撮影しておりますが、現役当時の写真がなかなか見つからず、検索したところ、貴ホームページを拝見した次第です。

たいへん恐れ入りますが、「(№502)砧線の今昔 [世田谷線(玉電)]」に掲載されているお写真のうち、上から3枚目(「砧本村駅です。ホ-ムにある待合の屋根は、今はバス停で使用しているようです。」という説明文が付された写真)を、同書(紙媒体と電子書籍)に掲載させていただけないでしょうか。
掲載にあたってはクレジットを明記し、掲載書をお送りいたします。他に無断で転用せず、使用後は画像データを廃棄いたします。
また、些少ではありますが、謝礼として5000円相当の金券(CUOカード等)をお送りいたしたく存じます。

ご不明の点がございましたらなんなりとお尋ねください。何卒よろしくお願いします。

中央公論新社 中公新書編集部 酒井孝博 tel03-5299-1834 fax03-5299-1929
100-8152 東京都千代田区大手町1-7-1
t2-sakai@chuko.co.jp
by 中央公論新社中公新書編集部酒井孝博 (2015-06-29 13:09) 

シュウチャン

あおたけさん
さらまわしさん
nozzyさん
Cedarさん
まー坊さん
熊太郎さん
nice!ありがとうございました。

by シュウチャン (2015-07-01 14:09) 

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