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(№1039)篠ノ井線のスイッチバック姨捨編その2 [昭和時代3]

----2015年11月25日(水)----
先週の21日土曜日からの3連休を利用してカミサンの妹の家族達と長崎のハウステンボスに行って世界最大1300万球を使ったイルミネ-ション「花と光の王国」を堪能してきました。昼間ハウステンボスから出国してハウステンボス駅に行って少しだけど大村線も眺めてきました。いずれ画像をアップする予定です。

さて、篠ノ井線のスイッチバック駅の続きの姨捨駅です。
時は昭和43年3月、姨捨駅から徒歩1分、線路際の青木旅館で1泊。
その旅館で朝を迎えました。少し寒いなと布団から起き上がり窓から外を眺めると何と昨日の雨が雪に変わって辺り一面銀世界となっていました。この日は一日、姨捨で撮影予定でしたが雪が積もっていると我々が履いている靴は革靴なので行動範囲が限られてしまう、しかしこの雪景はめったには見られないので我慢して頑張るかと思っていました。
朝食を食を終わり撮影を開始です。玄関で靴を履こうとしたら女将さんが長靴を用意していました。お言葉に甘えて履いたら長靴の中には何と何とワラが入っていました。おかげで足元がとても暖かい、女将さんの暖かいお・も・て・な・し・に感動しました。
これで予定通り1日の撮影が出来そうです。

下り線に後ろ補機付きの貨物列車が姨捨駅に停まっています。今は左に見える保線小屋はもうありませんね。
007.JPG

ホ-ム先端から急勾配になっているのはブレ-キが効かずにオ-バ-ラインを受け止める避難線となって66.7‰も有ったそうです。
006.JPG

さて、善光寺平が一望できる場所のお立ち台に来ましたが雪で殆ど見えません。
003.JPG

下界が見えないので、あきらめて山裾を走る列車を撮っていましたが、ネガを見ると雪が少し強く降って来たので駅に戻る事にした様です。
015.jpg

この列車は急行「ちくま」かな?  姨捨の民家が右上に見えています。
014.JPG

こんな場所で貨物列車を待っていたら何と爆煙を吐きながら重連で上ってきました。
当時の最新の貨物列車の時間は駅で教えてもらう事しかなく、その貨物列車が単機なのか重連かまでは分かりませんでした。
001.JPG
ゆっくりと上ってきます。雪のために線路が滑るのでしょうか、時折空転の音が聞こえていました。
このまま爆煙を吐きながら勾配25‰もある引き上げ線に入って、そしてバックで姨捨駅に停車したので急いで駅に行きました。
002.JPG

ホ-ム端に行くと、2台のD51から吐き出している煙が辺り覆っていました。
008.JPG
そして冠着トンネルまでの急勾配に挑む如し圧力を上げて力強く出て行きました。
この煙から雪の変わりにシンダ-がパラパラと降ってきました。
009.JPG

DD51の重連旅客列車が羽根尾信号場に向って出発していきました。蒸気機関車と違って25‰の勾配も軽く上っていくのですがエンジンの音は凄いですね。手前の線路の引き上げ線は同じく25‰の勾配だそうです。
005.JPG

雪もやんだのでこの後からもう一箇所あるスイッチバック、羽根尾信号場に行く事にしました。
次回は羽根尾信号場のスイツチバックです。

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コメント 2

nozzy

煙がものすごい迫力ですねえ。
by nozzy (2015-11-26 20:35) 

シュウチャン

燕っ子さん
nozzyさん
あおたけさん
Cedarさん
Ujiki.oOさん
フジトモさん
nice!ありがとうございました。

nozzyさんと
EL、DLにない煙の迫力と石炭の香りもいいですね。しかしシンダが
目に入ると辛いですね。

by シュウチャン (2015-11-28 11:21) 

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