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(№1149)新見・津山の鉄旅【その3】 [中国・四国地方]

----2020年11月11日(水)----
鉄旅10月21日になりました。
この日の予定は伯備線備中神代、そして津山に移動して姫新線、智頭急行の佐用に行きます。
 今日は新見発6時23分の電車に乗るので5時半に起床、疲れていたのでしょう携帯の目覚ましで目が覚めました。目覚ましがなかったら寝坊していたかも。気になる天気、ホテルから街や山々を眺めると朝もやが立ちこめて薄暗く曇っている様にも見える。天気予報では晴れになっているが…
朝食等を終えて6時過ぎにホテルをチェックアウト。少し肌寒い…厚手のブルゾンを着ても少し寒いくらい。駅まではわずか2分程度で着きます。

さてホ-ムに行きますが改札を通る時何気なく今持っている乗車券を見せて入ってしまいました。本来は別途備中神代までの乗車券を買わないと行けないのですがこの時点では忘れていました。

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        静かなホ-ムに6時03分芸備線のキハが到着。乗客は数名だけ。

伯備線新見始発6時23分の米子行きは発車の10分前に入線、乗客は3人位しかいなかったかなと思う。
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              入線して来た電車は改造車のクモハ114系、
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             後から取り付けた運転席を見るのは初めて
             ヘェ~[がく~(落胆した顔)]上手く改造出来るんだなぁと関心しました。

発車時間が近づくと乗務員が来ました。その時にアッ、乗車券を買っていなかった事に気が付き乗務員に話して購入しました。もうまだ寝ぼけているのかと…[ふらふら]ヤレヤレ

新見駅を出るとしばらくは複線で1㌔程行くと単線になり徐々に山が迫って来るとトンネルに入りそのトンネルを出ると三重連で話題となった西川を渡ると布原へ。
布原は伯備線の列車はすべて通過、停車するのは芸備線の列車だけですね。
布原を過ぎると思いだします。車窓は右左に流れを変える西川の阿哲峡を見ながら蒸気機関車時代を、新見~備中神代間は伯備線にD51、芸備線にはC58が活躍、この二つの路線に客列車とそれに貨物列車が数多く走っていました。
布原を通過して8分ほどで備中神代に到着。

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              備中神代で上り「やくも2号」と列車交換するので、
              その並びをホ-ムで待機して撮りました。

さて、足立方面に歩きます。最初の撮影地は500m程行ったところの中国自動車道辺りの田圃のあぜ道です。
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             相変わらず山裾は濃霧が立ち込めてまだ辺りは薄暗い。
             晴れてくれるのかなぁ。      備中神代駅付近

最初の撮影場所は駅から国道182号線に向かって街道を歩くと神代西踏切に、渡らず右側に下る箇所が有り、老人ホ-ム「ケアポート生き活き館神郷」と云う建物と線路の間を歩きます。しばらく行くと田圃のあぜ道につながっています。
ここでは神代発7時6分と7時7分を撮る予定でした。[目]デシタ?

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                備中神代7時6分発新見行が先に来ます。
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                そしてその後に7時7分発米子行はすぐ来
                るので急いで移動して撮りました。
予定通り2本の列車の撮影が終わり次の所に行こうかと思っていましたが、まだ昨日の疲れが残っているのかあんまり気乗りしない気分、この後津山に行く予定も有る事だしと思ってこの場所から移動することをやめました。この場所でお目当ての貨物列車と「サンライズ」を撮る事にしました。ソウユウコトネ[モバQ]

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                  まずは7時20分頃「やくも4号」

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                  次は備中神代7時41分発の上り普通列車

まずは貨物列車が足立方面からきますその後5分数位に「サンライズ」が来ます。
その5分の間に2分ほどで移動して「サンライズ」を撮ります。
貨物が来る時間は大体7時45分頃と考えてドキドキしながら待機していました。しかし
50分になっても来ません。変だなぁと思いながらまさかのウヤ?遅れているのか?

もう次に来る「サンライズ」を撮るのに移動時間が有りません。7時50分頃、背後から列車が来る音が聞こえてきました。

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              もう後追いで狙う事しか出来ません。ヘタに移動
               していたら撮りそこなっていたかも。ショック[もうやだ~(悲しい顔)]

結局貨物列車は来ませんでした[ちっ(怒った顔)]。「サンライズ」は後追いになったけどまぁまぁいい感じで撮れたから良いかと自分を慰めて次の「やくも1号」を撮ります[わーい(嬉しい顔)]

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                  8時16分その「やくも1号」
「サンライズ」もこの辺りから狙うつもりでした。しかし風景的に先ほどの場所で撮って良かったかなと。

この後は駅に戻ります。8時過ぎたころやっと太陽がでてきました。駅近くで「やくも6号」を撮りそしてホ-ムで「やくも3号」はビデオで撮って9時20分芸備線のキハで新見に戻りました。

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                   8時25分「やくも6号」

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            9時20分芸備線のこのキハ120で新見に戻ります

以前来た時も新見に戻る時この芸備線のキハ120に乗車、その時は雨で移動もできず2時間程ホ-ムで撮る羽目となりました。

新見には9時29分到着。これから姫新線9時53分発津山行に乗換えて終点津山まで1時間50分の車窓を楽しみます。

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             さて、津山行の列車はいつ頃入線して来るのかな
             と思っていたらナーンだぁ~今乗ってきたこのキハ
             120がそのまま津山行き。約20分待つ程度だったの
             でそのまま車内にいました。

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              9時53分津山行が出発しましたが運転士の他に
              乗務員が乗って何やら話していました。ワンマン
              なので車掌さんでもない様です。
どうやら2018年7月の豪雨でいたる所で大規模な被害を受けたらしく被害を受けた所では25㌔の徐行運転しその乗務員が安全確認をしていました。
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              新見から5㌔程走った辺りで列車が徐行運転、
              車窓を眺めてたら街道に崖が崩れて線路の近
              くまで迫っていました。

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             乗る事1時間40分11時30分終点津山に到着
             新見から津山まで乗車したのは私一人でした。
                      長かったなぁ~

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             ホ-ムからは津山運転区と「津山まなびの鉄道館」が
             見えます。タ-ンテイブルと扇形機関車庫は2018年
             「鉄道記念物」に指定されたそうです。
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         駅の連絡地下道に貼ってあった昭和初期時代の津山だそうです。

今日から二日間この津山で2泊します。泊るホテルは「アルファワン津山」。またまた新見と同じく駅から近く徒歩で1分程度です。このホテルからは津山駅や車両基地が眺められる部屋が有ります。乗り換え時間が有るのでホテルに行き一応部屋の確認「10階で駅が見られる部屋です」との事で良かった。
まだ時間が有るので新しくなった駅前をブラブラと見学。
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                    津山駅改札口
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             駅舎は城下町の風情が香るなまこ壁のデザイン。
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             この方は津山で生まれ育ったそうで町医者であった
             旧宅も復元されているようです。
後方は綺麗なC11が鎮座していますが何故まなびの鉄道館の庫に置かなかったのかなぁ一人ぽっちで可哀そうだね。

さて、これから姫新線で佐用に行って智頭急行など撮りに行きます。
姫新線12時16分発佐用行に乗車、またキハ120で1時間程乗ります。備中神代からキハ120ばかり、車両の変化がないので少し乗り飽きたよな~。

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               左は姫新線新見方面、右は姫新線
               佐用方面これから行く佐用行きの
               このキハ120に乗ります。

姫新線は新見~津山、津山~上月、上月~姫路と大きく三分割に分かれているのですね。
直通(全線158㌔)が有った時代では急行は3時間、普通列車では5時間もかかっていたんですね。

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              地方のローカル線の利用客は殆どお年寄りや
              学生が多いですね。

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              津山から1時間ほど乗って13時12分佐用に
              到着。左のホ-ムが智頭急行です
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           改札は智頭急行と姫新線の連絡通路で分かれています。

天気は上々で暑い位。厚手のブルゾンを脱いでシャツを腕まくりして撮影場所まで佐用川に沿って約1.6㌔歩きます。

031.JPG
              5分ほど歩くと先ほど乗ってきたキハ120が
              折り返し津山に戻って行きました。佐用発13時21分

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              佐用の街を抜けると智頭急行が高架線になっていき
              ます。丁度智頭行きの普通列車のHOT3500形が佐
              用に向かって下って行きました。

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             駅から1㌔程歩くと姫新線と智頭急行が分かれます。
分かれた先にある姫新線の踏切を渡ると長閑な集落があります。その先の智頭急行のガードをくぐると線路に沿った生活道路ありこの辺りが撮影場所となります。ここで3本の列車を狙います。

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            佐用13時49分発京都行の特急「ス-パ-はくと8号」
            枝か伸びており少しお顔にかかってしまいました。

京都から倉吉293㌔を3時半程で走るHOT7000形「スーパ-はくと」。1994年に導入されてから26年、30年をめどに新車を導入して置き換えるとも言われているようです。
(以降の文章には「特急ス-パ-」は略しています)
                  
この後佐用発14時18分上郡行の普通列車はビデオ撮して10分頃に来る「いなば」を待ちます。

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              佐用14時31分発の智頭方面行きの「いなば7号」
岡山と鳥取を結ぶ141.8㌔を1時間40分程で走るJR西日本のキハ187系。性能はいいそうな様ですが、お顔がね…小学生の工作とも言われたらしいですよ。

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              後追い、見える隧道は山脇隧道、この隧道を抜けると
              高架線となりそして佐用に下って地上線、姫新線と合
              流して佐用へ。

これでここでの撮影は終わり佐用駅に戻りますが戻る途中で高架線から下って来る列車を狙います。

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             山脇隧道から姿を現した佐用発14時56分智頭方面行きの
             「はくと7号」。長玉で撮りましたが大分トリミングしています。

040.JPG
              レンズを引いて地上線に下りてきた所をもうワンカット。
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                後追いするとこんなお顔も有るのですね。

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               佐用駅を「はくと7号」と同じ時刻で発車して来る岡山行「いなば6号」。
               移動する時間がないので同じ場所で撮りました。  佐用発14時56分    

これで佐用での撮影は終わりです。駅に戻ります。

045.JPG
              佐用駅には15時20分頃着きました。
帰りの姫新線津山行きは16時03分なので40分程待つ事になります。

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             駅舎に入ると待合室とトイレ、改札口は
             階段を下りた先になります。

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            姫新線と智頭急行の時刻表。智頭急行に比べて
            姫新線の本数が少なく15時台は列車が有りません

私が乗る姫新線津山行きは16時03分発ですが、15時45分そろそろ智頭急行の列車が到着する時間になったので姫新線のホ-ムに行くとすでに津山行きの列車が止まっていました。何だこのキハの車内で待てばよかったなぁ。

049.JPG
              姫新線ホ-ムから京都行きの「はくと10号」を
              狙っていたらアリャ右側に入線でした。そして
              HOT3521の「あまつぼし」も入線してきました。

049b.JPG
時間的に通学時間、沢山の高校生達がこの普通列車の「あまつぼし」に乗ると思っていたら殆どの学生は「はくと10号」に乗り込んでいました。特別な定期を買えば自由席に乗れるのかな。イイナ豪華[ぴかぴか(新しい)]な通学ね。

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             姫新線ホ-ムの端にも学生達が大勢集まって来ました。
             運転士に「何故あそこに大勢人が居るのですか」と聞い
             たら「もうすぐ列車到着するんですよ」との返事。なるほど
             停車位置が違うだけなのね
姫新線は姫路方面から来る列車は上月か佐用止まり、この列車は佐用止まりの列車で折り返し播磨新宮行きとなります。これは両運転台1両編成のキハ122形、また片運転台2両編成キハ127形も有ります。

さて、佐用での撮影はこれでお仕舞い。これから姫新線に乗って終点津山まで帰ります。
佐用から次の駅上月まで前望ビデオを撮りましたが、もう立っているのも疲れたのでこれ以降は座席で寝ていました[眠い(睡眠)]
050b.jpg 佐用駅
050f.jpg  上月駅

津山には17時05分に到着、そしてホテル行きチェックイン。今日は備中神代から新見、姫新線に乗って津山に再び姫新線で佐用へ、そして津山に戻りました。考えてみたら乗ったのは、すべてキハ120、もう本当に乗り飽きてきましたぁ~。

気になるホテルからの10階からの風景、恐る恐るカ-テンを開いてみると、お~中々の眺めでした[わーい(嬉しい顔)]
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                10階から眺めた街灯りがともる津山の夕暮れ。
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                あっという間に日が落ち駅の明かりが印象的でした。
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                そろそろ寝ようかなと思いもう一度駅を眺めると
                1番線に津山線を走る国鉄色のツ-トン塗装が止
                まっていた

明日は因美線の智頭でレンタサイクルを借りて撮影の予定でしたがどうも天気が雨[雨]模様、急遽予定を変更して津山から智頭へ、そこから智頭急行に乗って再び佐用へ、そして津山に戻る「ぐるりひと回り」と云う事にしました。
どうなるやら、小雨だったら少しは撮影が出来たらいいなと思いヘットに[眠い(睡眠)]Zzzz

続きます。
では[手(パー)]








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あおたけ

国鉄型の381系が使われた「やくも」も
落ち着いたシブさがあっていい感じですが、
智頭急行の「スーパーはくと」もまた、
スタイリッシュなデザインでカッコいいですね!
山脇隧道を抜けて効果から地上に降りるシーン、
線形の面白さもあいまって列車に迫力を感じます(・∀・)
トレインビューのお部屋、いい眺め☆
by あおたけ (2020-11-12 18:52) 

シュウチャン

ずん♪ さん
フジトモさん
nice!ありがとうございました。
あおたけさん
nice!ありがとうございます。
「ス-パ-はくと」「スーパ-いなば」等が走る智頭急行は
中々面白い線でした。いずれは因美線を走る所で撮りたいと
思っています。やっぱり鉄旅は楽しいですね。
nozzyさん
Cedarさん
鉄腕原子さん
@ミックさん
nice!ありがとうございました。



by シュウチャン (2020-11-14 13:37) 

シュウチャン

芝浦鉄親父さん
kiyokiyoさん
nice!ありがとうございました。
by シュウチャン (2021-01-11 13:52) 

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