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(№1150)新見・津山の鉄旅【その4】 [中国・四国地方]

----2020年11月15日(日)----
鉄旅の続き、この日は10月22日です。残り1日となりました。
 さて昨日から気にしていた天気は雨、天気予報のお姉さんが言う通りでした。雨の一日になりそうです。
予定は因美線智頭でレンタサイクルを借りて智頭から因幡社方面で撮影のつもりでしたが、雨になったので急遽予定変更しました。
まずは予定通り因美線の智頭に行き次に智頭急行に乗って昨日訪れた佐用へ、そして姫新線で津山に早めに戻って「津山まなびの鉄道館」へ見学と云う事にしました。
ホテルでビニ-ル傘を借りて津山発智頭行6時47分のキハに乗ります。雨なので持ち物は出来るだけ少なくして軽装で出かけました。

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          津山発6時47分因美線智頭行きに乗ります。
          右側のキハ120、今日もお世話になります。

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          25分程乗ると美作加茂と言う駅で列車交換しました
          趣のある駅の作りと長いホ-ム国鉄時代を感じます。

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          終点智頭には7時54分に到着。左後方に智頭急行の
          ホ-ムが見えます。

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          因美線の智頭駅、駅舎の原型は開業時のものと
          思います。
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          駅前の観光案内所。ここでレンタサイクルを借り
          る予定でした。未練がましく雨が上がるのを期待
          していましたがしっかりと降っていました。

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        因美線智頭駅舎と隣接している建物が智頭急行の智頭駅
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          改札口。因美線との連絡通路が有ります。

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       「あまつぼし」止まっていたので、ホ-ムに入らせてもらいました。
このホ-ムは貨物引込線の貨物ホ-ムの跡地だった様でその場所を再利用したらしくチョッと珍しいかも。後方は自由通路の跨線橋、透明なアクリル板の大きな窓からの撮影です

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          跨線橋に行く途中で列車が到着したので駐輪場の
          脇から入って柵越しに撮りました。

因美線と智頭急行をまたぐ形で設置された自由通路。どんな感じで眺められるのか、此処だったら雨の心配がないと云う事でここに2時間程居るつもりでいました、しかし階段を上がると……
アリャ-、羽目殺しの窓か、雨粒とそれに汚れていて透明度が悪く撮影にはチョッと無理でした。考えが甘かったなぁ~ 
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          撮るとこんな感じこれでも良い方です。と云う事でこの
          自由通路では無理だったのでこれから何処で撮るかと思
          いながら智頭急行の智頭駅に戻りました。

待合室でどうしょうかなぁと考え携帯でマップを見ると近くに踏切が有るので行ってみる事にしました。
5分程歩くとその踏切に来ましたがどうしても撮りづらい。辺りを見回したら線路脇に空き地が有るのが見えたので行ってみました。
そこは後方に県道8号線の陸橋が写り込みますが雨なので贅沢は言っていられません。もうここで決定。20分程待つと「はくと4号」が因美線から連絡線で智頭急行線に入って来ました。
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              9時21分発の「はくと4号」、雨の中何とか
              撮れたのでまっいいか。

智頭急行の駅に戻り9時51発のキハで佐用まで乗りますが、その前に9時42分到着の「はくと1号」を智頭急行のホ-ムの端まで行って因美線に乗り入れする所を撮ります。
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                先頭が貫通型車だったので少しガッカリ。
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              智頭急行智頭線から因美線に入る「はくと1号」

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            智頭駅に到着した「はくと1号」、智頭急行のホ-ムに止まって
            いるこの9時51分発の「あまづぼし」に乗ります。

このイベント列車の愛称名の能書きを見ると「あまつぼし」とは自然あふれる智頭線の澄みわたる夜空をイメ-ジし天上の津(港)に集う天上の星たちを表現との事らしいですよ。9時51分発車時間になりましたがなんと乗客は私一人です。

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               次の駅は恋がかなう「恋山形駅」。
全国で恋が付く駅は4つしか無いそうで「恋駅プロジェクト」の一環で恋がかなう駅としたらしい。

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            運転士さんが「列車交換待ちなので降りて写真を撮って
            もいいですよ」と言って下さいましたが、この雨の中出る
            のも何だから車内から撮りました。

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              ホ-ムの待合室に智頭急行の看板鉄道むすめ
              「宮本えりお」様がいます。
名前の由来とは名字は「宮本武蔵駅」名前は「上郡駅(逆読み)」→「き えりお ごみか」‥はて?はて?
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駅前や駅舎内は至るところにピンクに塗られ、ハ-トでいっぱいですが踏切施設はピンクではなかった。

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            あわくら温泉駅で「ス-パ-いなば3号」と列車交換

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              大原駅は車両基地が有るのですね。
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             10時48分昨日訪れた佐用駅に到着

改札を出ると運よく傘の出番が無くなるくらいの小雨になりました。今日の撮影場所は昨日と反対側を行きます。佐用の象徴ともいわれている大イチョウの木が有ります。その横を走る智頭急行の「スーパ-はくと」「ス-パ-いなば」を絡ませて撮る予定です。駅から近いので多少の雨でも行く予定でした。その雨も今は上がり助かりました。

商店街を少し歩くと右側の路地を行くと間島田という踏切があります。その踏切を渡り大イチョウの木がある方に足を向けます。駅から徒歩10分程度です。
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                その踏切から見た佐用駅

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             大イチョウの近くに来たら佐用10時56分着姫新線の
             キハが来てしまいました。チョッと間に合わなかった。
             後方に大イチョウの木が見えています。

この大イチョウの木は満願寺というお寺の境内にあったそうで今は公園となっています。県の指定天然記念物で 幹周りは8.6m、樹木の高さ35mで黄葉の時期が素晴らしいそうです。
ちなみに線路に沿ったこの道はお墓に行く道でした。雨は今の所上がっている様ですが時折ポツリと雨粒が落ちてきます。ここに2時間ほど頑張る予定なので雨よ~降るなよ~と願うばかりです。

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             まずは大イチョウの木を入れて佐用11時00分着
             「いなば4号」をゲット

この後すぐに「はくと3号」が来る予定でしたが姫新線のキハが先に来ました。
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             2分後後追いですが姫新線のキハが姫路方面へ

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             その1分後に佐用で列車交換した11時01分発の
             「はくと3号」がきました。少し遅れていたのかな

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               後追いは大イチョウの木を入れて。

さらにお墓の近くまで行くと大分俯瞰出来るようになります。

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                      11時47分「はくと6号」
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                      10分後に「いなば5号」
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                  次に12時07分智頭急行の上郡行き普通列車

この後2本撮る予定でしたが、雨が降り始めたので撮影は終わりにしました。佐用駅に着いたら雨が強くなってきました。早く引き上げて良かった。

津山行きに乗る列車は13時21分、1時間待ちになったので智頭急行と姫新線合わせて4本の列車をホ-ムで撮りました。

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              最後の撮影はこの佐用発13時06分のこの
              智頭急行の普通列車となりました

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                乗車したのはこのキハ120です。
             キハ120様には今回も大分お世話になりました。
        もう雨は本降り、丁度やんだ時に撮影が出来てとてもラッキ-でした。

津山には14時20分に到着、一度ホテルに戻って一休み、そして気合いを入れ直して「津山まなびの鉄道館」に足を向けました。雨も降っていることだしもう見学するだけなので気軽にコンデジだけ持っていきました。

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             「鉄道館」に行く狭い道には、昭和時代に栄えていた
             町並だったのでしょうか、焼鳥屋、旅館など商店らし
             き民家が並ぶ道。ちなみに町名が昭和町だと。イイネ~
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              御旅館いろはと書かれていた古びた旅館。
国鉄時代小さな駅でも駅前にはこの様な旅館があり食堂を兼ねた旅館も有りました。駅前旅館は安かったので時々利用しました。当時観光地等の旅館は二食付きで2000円位に対して800円位でした。

その町並みを抜けると線路沿いに出ました。そこからは「鉄道館」にある扇形機関庫裏側の全望が見えました。
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       機関区はもう目の前ですが近くに踏切がないので少し遠回りしないと行けません。

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             大谷踏切という踏切を渡ろうとした時に踏切が
             なり始めたので何が来るのかなと見ていたらキハ
             120が通り過ぎていきました。

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            駅から7分程で「津山まなびの鉄道館」に着きました。
「見て、さわって楽しく学べる『鉄道館』」だそうです。平日で雨のせいか見学者は数人です。
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                    施設案内図

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         扇形機関車庫の車両収納線数17線は京都の梅小路機関区に
         次ぐ2番目の規模だそうです。
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       主にキハとディ-ゼル機関車が展示、蒸気機関車はD512の1両
昭和39年頃旧津山機関区にはC58、C11など計28両が配属されていました。

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    旅立之汽笛というD51755の汽笛が有り12時と15時に汽笛を鳴らすそうです。
           タイミング良く15時、ボゥ-と10秒位鳴らしておしまい。
え?これでおわり、呆気なかったので担当者に「汽笛で運転の合図も有るのでその様な事も取り入れてほしい」と伝えておきましたが…。

扇形機関車庫の他には「あゆみル-ム」、「しくみル-ム」、Nケージで津山の街を現したジオラマ「まちなみル-ム」、土産も販売している「まなびル-ム」、そして転車台は月のいずれかの土日休日に動かすそうです。
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               「あゆみル-ム」
        「しくみル-ム」はこのル-ムの隣にあります

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               「まちなみル-ム」
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               「まなびル-ム」
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        てなてな事で30分程で見学終わりホテルに戻ります。

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         先ほどの同じ大谷踏切を渡るとカンカンと
         待っていたか如き警報機が鳴ったので待機
         していたら津山線キハ40が来ました。

雨も本降りなので津山での撮影はこれにて終了。本来は雨でなかったらホテルで自転車を借りて津山線と姫新線をこの辺りで撮る予定でした。

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         帰りの途中にチョッと一杯やっていくかと思うような古びた
                 食堂は「音羽屋食堂」
        ネット情報では津山ホルモンうどんが食べられるとの事ですが
                 営業しているのかな。

さて鉄旅も明日で終わりなので、家族にお土産など買って不要な荷物と一緒にホテルから宅急便で送ります。これで結構バックが軽くなるので撮影時の移動がとても楽になります。
明日は津山線の神目と福渡に行きます。ホテルから外を眺めると相変わらず雨が降り続いています。天気予報では朝方まで降るとの事でした。
続きます。

では[手(パー)]




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コメント 2

シュウチャン

nozzyさん
Cedarさん
マルコメさん
あおたけさん
鉄腕原子さん
@ミックさん
フジトモさん
nice!ありがとうございました。

by シュウチャン (2020-11-20 20:17) 

シュウチャン

芝浦鉄親父さん
kiyokiyoさん
nice!ありがとうございました。
by シュウチャン (2021-01-11 13:48) 

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