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(No173)米坂線伊佐領~羽前沼沢② [米坂線(昭和時代)]

前回の続きです。伊佐領から歩く事4㌔程来ました。トンネルと明沢川の鉄橋を渡る
9600牽引の客列車を撮りました。この場所からあと1㌔程歩くと羽前沼沢駅に到着
です。

---1970年8月---
羽前沼沢駅には13時過ぎには着いたと思いますがよく覚えていません。とりあえず駅
舎の前で記念写真を撮ってもらう。
冬はこの辺りは豪雪地帯でなんと昭和42年2月6日に5.30メ-トルも積もって積雪日本
一の看板がありました。手前の電柱に「うぜんぬまざ」となっていたのを、当時は全然
気がつきませんでした。
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記念写真をしていたら近所の女の子が寄ってきて何か話しかけられましたが、何を話した
か覚えていませんが、手に持っている何にかを見せようとしていたのかも知れません。
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ホ-ムは相対式2面2線です。丁度14時00分発米沢行きが出で行きました。
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改札口にはこの通路を降りて行きます。
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さて我々はこの後は米沢に戻る予定ですが次の米沢行きは16時27分だったので時間を
つぶすために15時23分発の坂田行きに乗り、羽前松岡駅まで戻りそこから米沢行きに乗
車する事にしました。羽前沼沢駅から気動車に乗って羽前松岡駅に行きます。
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2駅戻り羽前松岡駅に15時39分到着です。ホ-ム1本の寂しい駅でした。それでも家族5人
様と我々2人で計7名下車しました。この駅で米沢行きの列車を待ちます。
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20分程待つと16時03分発の米沢行きが来ます。真夏の16時頃の夕方でもまだまだて蒸し暑い。
セミの声を聞きながら汽車を待っていた覚えがあります。
ようやく彼方の樹木から9600牽引の客列車が来ました。
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我々の乗車した客車は荷物合造車のスハニ64で、車内はご覧の通りのロ-カルム-ド満点
でした。これから米沢まで2時間程のロ-カル線の旅です。
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木製の鎧戸を下ろし、快い風が入ってきます。気持ち良さそうですね。
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宇津峠の長いトンネルを出たのでしょうか。煙が車内に充満してます。窓を閉めていたのを
開け新鮮な空気を取込んでいます。
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米沢の米どころを軽快に走ります。もうすぐ終点です。
025.jpg

米沢駅5番線に17時59分到着です。丁度帰りの時間帯なのでしょうか、色々な方が降りて
きました。
026.jpg
枕木を並べた簡単な車止めが寂しい感じがします。乗客もだいぶ居なくなりました。
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以上これで、米坂線のお話はお仕舞いです。

次回は、五能線の旅のお話を予定しています。

では これで。
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風旅記

こんにちは。
米坂線のお写真、楽しく拝見させて頂きました。
気動車も客車も昔ながらの雰囲気がとても良いですが、何よりも乗っている人の多いこと、驚きました。
鄙びたローカル線も、沿線に暮らす人の生活と鉄道が寄り添っていた姿なのだろうと思います。
大きな荷物を持っている人も多いですね。今の時代は自動車なのでしょうが、汽車で運んでいたのがよく分かります。
前の記事の沿線のお写真も素晴らしいですね。貨物列車が何本も走っていたのでしょうか。これも、地域と鉄道の繋がりの一つの姿かと思います。
今では、米沢駅には“新幹線”が発着しています。時代の変化とはすごいものです。
風旅記: http://kazetabiki.blog41.fc2.com/
by 風旅記 (2017-04-15 13:45) 

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