(No191)吹雪の倶知安駅①

今日は比較的に過ごしやすい１日でした。猛暑も一休みでヤレヤレ。
毎日暑いので、季節外れですが北海道の倶知安で撮影した冬の写真で少しは涼しく
なればと思います。

---1970年3月16～18日---

昭和でいうと45年の時代です。目的はＣ６２重連「ニセコ」を追って北海道に訪れました。
倶知安の駅前旅館で宿をとり、倶知安峠を駆け上がるＣ６２重連を撮る予定でした。しかし、
当時あいにくの猛吹雪に遭遇し倶知安で3日間閉じ込められました。結局ダイヤがメチャ
メチャで目的ははたせずじまいとなってしまいました。その倶知安で過ごしたお話です。

倶知安に来て1日目の朝から吹雪だったと思います。とりあえず倶知安の駅に行って列車
運行の状態を見に行きました。案の定、大幅に遅れていたようです。これが3日間続くとは、
思いませんでした。

すでにDD14が出動しており、小沢方面から除雪して倶知安に到着して来ました。


ホ－ムに入って来ました。除雪装置を付けたDD14をこんな身近に見るのは初めてでした。
実に迫力があって感激した覚えがあります。


ホ-ムでDD14の除雪装置についた雪を払い落としています。


特急「北海」が来ました。どの位遅れていたのか全く判りません。

列車名が全くわからないので、後方まで行って撮ったのでしょうね。地吹雪が時折襲ってきます。


到着するいなや乗客が降りてきて駅の改札口に向って行きます。ホ－ムの売店は地吹雪で営業
していません。乗客は駅舎の売店まで食料を買いに走って行きました。相当遅れていたのでしょう。
いつ動くか判らないので食料の買い出しをしていたのです。


こんな感じで吹雪の倶知安駅をしばらく続けたいと思います。

では　これで。